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立春(2月4日頃)冬と春を分ける節分の翌日で、春の訪れを告げる。梅の季節。立春後に吹く強い南風が張る一番。 雨水(2月19日頃) 雪が雨に変わり雪解けが始まる。草木が芽吹き始め、農耕の準備を始める目安でもあった。 啓蟄(3月6日頃) 土の中で冬ごもりしていた虫達が地上にでてくる。柳が芽吹き、ふきのとうの花が咲く。 春分(3月21日頃) 太陽が真東からのぼって真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになる。桜が咲き始める。 清明(4月5日頃) すべてが清らかに見える季節。衣替えの季節でもある。霧の花が咲く。沖縄では一族が墓前に集う。 穀雨(4月20日頃) けむるような春の雨が降り、穀物を潤す。牡丹の花が咲く。穀雨の終わりごろに八十八夜がある。 立夏(5月6日頃) 新緑が目立ち、夏の気配が感じられる。蛙が鳴き始め、ミミズが這い出て、たけのこが生えてくる。 小満(5月21日頃) 万物市大に長じて天地に満ち始める。麦の穂が色づき、蚕が桑を食べ始め、紅花が咲き誇る。 芒種(6月6日頃) 麦を収穫し、稲の苗を植える。芒(のぎ)とは麦や稲の先にある針のような毛のこと。梅の実が黄ばみ始める。 夏至(6月21日頃) 昼がもっとも長くなる。梅雨真っ盛りで、あやめの花が咲く。無花果田楽を食べる地域もある。 小暑(7月7日頃) 暑さが日増しに強くなっていく。暑中見舞いを出し始める。ハスの花が咲き、セミが鳴き始める。 大暑(7月23日頃) 梅雨が明け、暑さが厳しくなる。アブラゼミがうるさく鳴き、真っ赤なサルスベリが咲き乱れる。 立秋(8月8日頃) 秋に入る。この日から残暑見舞いに変わる。実際は暑さがもっとも厳しい。ヒグラシが鳴きはじめる。 処暑(8月23日頃) 涼風が吹き、暑さが後退し始める。綿の花が咲き、稲など穀物が実り始める。台風発生が多くなる。 白露(9月8日頃) 大気が冷えてきて、草花に朝露がつくようになる。セキレイが鳴き始め。オシロイバナが咲く。 秋分(9月23日頃) 春分と同じく、昼と夜の長さがほぼ同じになる。雷が鳴り響かなくなり、萩の花が咲く。 寒露(10月8日頃) 草花に冷たい露が宿り、秋が深まってくる。冬鳥が飛来し始め、コオロギが鳴きやむ。菊の花が咲く。 霜降(10月23日頃) 露が冷やされ、霜が降り始める。カエデやツタが色づく。立冬までに吹く寒い北風を木枯らしと呼ぶ。 立冬(11月7日頃) 日の光が弱く感じられる。サザンカやスイセンの花が咲く。北国から初雪の便りが届く。 小雪(寒さが増し、雨が雪になる。山野には雪が積もり始める。北風が木の葉を払い、ミカンが色づく。 大雪12月7日頃) 山だけではなく、平野部にも雪が降り積もる。熊が冬眠に入り、南天の実が赤く色づく。 冬至(12月22日頃) 1年でもっとも昼が短くなる。ゆず湯に入り、かぼちゃを食べる風習がある。鹿が角を落とす。 小寒(1月5日頃) 寒の入り。ここから節分までを寒といい、寒中見舞いを出し始める。セリが育ち、カササギが鳴き始める。 大寒(1月20日頃) 寒さがもっとも厳しい時期。それでもフキの花が咲き始め、春は間近。寒げいこが行われる。 #
by koneko0y
| 2007-06-01 11:24
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